こんにちは!
株式会社びぶりあの矢澤です。
ニッチな分野の人材育成における
「マニュアルづくりのつまずきがちなポイント」
について、お話ししたいと思います。
落とし穴はここ!
ニッチニッチな分野のマニュアルづくり
ざっくり3つの課題があります。
マニュアル化すべきコンテンツ(知)を明らかにする
それを体系的に整理・構成する
実際に使いやすい形式に落とし込む(ユーザビリティを考慮する)
この3つのうち、
一般的な業種や
よくある業務フローにおいては、
2や3の課題に集中することが多いです。
たとえば…
「この項目、どこに分類する?」
「紙とデジタル、どっちが良い?」
「動画のほうが伝わるんじゃない?」
…こうした悩みは、
すでに “何を教えるか” が
明らかである前提だからこそ、
出てくるものです。
ですが、ニッチな分野では、
まったく事情が違います。
一番のハードルは、
1の「何をマニュアル化すべきか?」が
そもそも分からないという点です。
言い換えれば、
どんな知識・判断・経験を継承するべきなのか?
それはなぜ重要なのか?
誰にとって必要なのか?
こうした「知そのものの輪郭」が、まだ見えていない状態。
ところが多くの現場では、
この1の前提が整っていないまま、
いきなり2や3の話──
「どうやって作るか?」
「何で作るか?」
に突入してしまう。
そして結果的に、
マニュアルプロジェクトが頓挫してしまう。
ニッチな分野の人材育成においては、
まず
「マニュアル化すべき知とは何か?」に
向き合うことが、何より大切です。
それは、単なる「項目出し」ではありません。
その業務や現場に固有の
“判断基準” や “暗黙のルール”、
「なんとなくやってきたこと」の中にある
継承すべき “質的な知” を
丁寧に掘り出す作業です。
そして、実はここが
私・矢澤が一番得意としているところです。
教材戦略の視点を通して
「その組織にとって本当に大事な知」を言語化し、
“使えるマニュアルの種” として設計していく。
そんなお手伝いができればと思っています。
次回は
「マニュアル化の1st ステップ」についても
ご紹介できればと考えています。
ご感想や質問も
お気軽にお寄せくださいね。
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今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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