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実録!ワークシートは運用を誤ると事故ります

〜若手の育成プロジェクトの事例から学ぶ〜

· コラム

こんにちは。ニッチな分野の人材育成コンサルタントの矢澤です。

今回は「ワークシートの運用設計」に関する実例を紹介します。
教材や管理表と同じく、「ツールを作っただけでは成果が出ないこと」を如実に示したケースです。
(前回記事の実録バージョン《その2》です)

企業の若手育成で導入されたワークシート

ある企業では、若手の主体性を高めるために「自己分析&行動計画ワークシート」を作成しました。

内容は、社員自身が自分自身を振り返り、次月のアクションプランを自分で立案するというもの。

  • 自ら考える力を養う

  • 日々の行動内容に納得感を持たせる

  • メンター(教育係)や上司との対話を深める

こうした効果が期待されていました。

実際に取り組んだ若手たちの反応も良く、「書くこと」自体が学びを促す良いきっかけになっていました。

運用のトラブルで効果が半減

しかし、運用の段階で問題が発生しました。

本来は「回収後すぐに確認し、コメントを添えて返却する」流れだったワークシート。
ところがコミュニケーションの行き違いにより、返却が2週間近く遅れてしまったのです。

結果として、若手社員たちは「次月の行動計画を立案したワークシート」を手元に持たないまま、月半ばを過ごすことに。

せっかく立案した内容を活用しきれないままになってしまいました。

これは、ワークシートの価値を大きく下げてしまう残念なケースでした。

ワークシートは「運用設計」が命

ワークシートは、運用の質によって価値が大きく変わるツールです。

どれだけ内容が良くても、返却やフィードバックの流れが滞れば効果が半減します。

運用設計で必要なのは、以下のような視点です。

  • 誰が回収・確認を担当するのか

  • どのタイミングで返却するのか

  • フィードバックをどのように行うのか

  • 継続的に運用を定着させる仕組みは何か

これらを最初に決めておくことで、ワークシートは現場で確実に機能し始めます。

まとめ|ツールの価値は「運用」で決まる

今回のワークシート事例は、ツールを作るだけでは成果が出ないことを端的に示しています。

 

教材や管理表、そしてワークシート。
どのツールにも共通して言えるのは、「運用の設計と定着が伴って初めて効果を発揮する」ということです。

 

せっかく作ったツールを活かしきれないのはもったいない。
だからこそ、導入時には「運用まで含めた設計」を徹底して考えていきましょう。

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